自家製餡のこだわり

修業時代に職長から「菓子づくりは餡炊きにはじまり、餡炊きに終わる」と教わったことがあります。なるほど現場に入って一番に教わった仕事は餡場での仕事でした。

それから流しもの、焼き物、棹物、薯蕷まんじゅう、生菓子と仕事をおぼえて、行き着くところはおいしい餡づくりでした。 餡は和菓子の半分以上を構成するもので、おいしい和菓子の基になるものだからです。

そして、おいしいあんこを探してたどり着いたのは、昔ながらの餡炊きでした。 弊店では、大阪府生菓子青年クラブの先輩の青木松風庵社長青木様に影響を受け、ヒントを頂き、昔ながらの鉄製の羽釜で餡炊きをしています。 羽釜で炊いたあんこは色もさながら小豆本来の風味のあるまろやかなあんこに仕上がります。 北海道産の十勝小豆や大納言、白小豆、白いんげん豆を使ってひとつひとつのお菓子に合わせた餡を炊いております。

もどるボタン


作り立てのこだわり

お菓子は生き物です。いくらおいしいお菓子でも日が経つと共に劣化していきます。やっぱりおいしいお菓子は作り立てだと考えています。平野酒饅頭や棒きんつば、季節の生菓子など日持ちのしないお菓子は毎朝作り立てです。多少日持ちのするお菓子もおいしい内に召し上がっていただきたくて賞味期限は短い目に設定しています。そして嘘の無い本当の菓子づくりをご覧いただけるように西店は菓子工房をオープンにしています。平どら、かすてら、生菓子などお菓子が出来ていく行程がご覧になれます。

もどるボタン


果実の加工から始まる果子づくりのこだわり

ブログでチェック

栗や梅、りんご、柚子、葡萄そして桃など信頼できる産地から農家の方々がまごころ込めて育んだ恵みを戴き、私達菓子職人が手をかけて、より美味しく、より美しく、またもう一度果実の花を咲かせる果子づくりに喜びを感じています。
素材の加工から始める果子づくりを通して安全性の高いオリジナルな商品が出来ると考えております。


もどるボタン




Copyright (C)梅月堂, All Rights Reserved.当サイト上のすべての文章や画像などの無断転載・引用はご遠慮ください